状況を変えるのではなく、自分を変える。
Posted on by narita
人数が増えて考えること
最近弊社も人数が増え、チームも大きくなって来たので個人の能力も必要だが、チーム力を高めたいなと思い色々と施策を考えている。
そこで適材適所に人材を配するように考えたり、コーチングの本など読んで勉強したりしながら社員とコミュニケーションを取っている。
社員10人以下、でも2〜3人ではないっていう所はここに直面するのだろう。
私は1人でできることはたかが知れていると思っているし、ジュエリーはスモールビジネスが合っていると考えているけれど、1人の力ではなく少人数ではあるが精鋭のチームで進むことで成果を出して行きたいと考えたからだ。だから1人としてダメな社員や やる気のない部署がないようにしたい、脱落する人がいないようにしたいと常に考えている。
状況を変えるには、自分を変えることだ。
著者の佐藤英郎さんは国際コーチ連盟のトレーナーということで、テクニカルなことが書いてあるのかと思ったが、何しろ地道な精神論が書かれていて少し驚いた。自分の行き方を構築するという人生において当たり前のことを皆ができていないということを嘆いていて、そのためにどう人を動かすか、自分が動いていくかということの指針になるような内容であった。
空白を埋めようとするな
最近会った行動マネジメントの先生に、空白を埋めようとするなと言われた。
部下に状況を確認する時に、沈黙があったとしてもそれを埋めようとしたり、上から教えてやると言った風に話しても本人は変わらない。と
人は本当に自分で気づくことができないと、積極的な意思と行動は産まれない。
それができないとしている仕事がただのルーティンと言い訳に満ちた不快な時間になってしまう可能性があると私は思う。
人生の大半は働いているんだからこんなバカバカしいことはない。
だから自分の口から話をしてもらい、自分の口からコミットメントさせるようにしないといけない。
組織の規模にもよるとは思うが、これができないと「数の力を使うことができない=組織でやる意味がない」ということだと思って肝に命じて進むことにする。
そしてそれを動かす「企業としての思想」がなければ狭義で言えばただの金儲けだ。
ジュエリーという衰退産業のなかで僕らが時間をかけてやる意味はここにある。
成田
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