ジュエリーと自然主義

僕は毎日ジュエリーのことを考えています。

同じように考えている同志がいます。

そのためにできることは何か？

一人の時間を作り、頭をからっぽにして考えるのが僕の仕事です。

ジュエリーとは何か？

このブログのタイトルはwhat is jewelry ？

ジュエリーのモチーフについて考えてみると、多くの場合共通点があります。

それは自然のモチーフが多いこと。

 

太陽、月、星座、など

神々しいものがそのモチーフになっています。

自ら選ぶことのできない普遍的な存在。

考えてみるとジュエリーの素材はそもそも自然から生まれたのもの。

金も銀もダイヤもプラチナもカラーストーンも人間が作り出すことはできない。

地球からの贈り物を私たちは身につけているんですね。

 

 

ジュエリーに現れる人間の拠り所とは？

人間は何かの拠り所が必要です。

それが愛であったり、友情であったり、家族愛であったり、宗教であったり。

そのそれぞれがジュエリーのモチーフとして存在します。

ハートやクロスなどがその例です。

そして、そのもっとも根源的なものが自然。

人智を超えた圧倒的な存在である自然の強さ、大きさに人々は影響され、その中で生まれて死んで行きます。

ジュエリーはお守りのようなもの。

自然の存在を感じるプリミティブな人間の感性によってそれは続いて行くのでしょう。

We are stardust... We are golden...

ウッドストックから来年で50年経ちます。

好景気に沸いたアメリカ社会の反動で生まれたヒッピー文化。

ジョニミッチェルはその象徴的な存在でした。

 

テクノロジーへのカウンター（反証）としてのジュエリーってどうでしょう？

いま必要なのはやはり自然を反映したジュエリーなのかもしれないですね。

この辺りもう少し深めて考えたいと思っています。

成田

 

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